WITNESS(ウィットネス)は、英国Lanner groupが開発した離散系・連続系シミュレーションが可能なアプリケーションです。比較的簡単な方法でシミュレーションモデル(プログラム)を作成でき、経過や結果をすぐに見られることが特長です。また、シンプルな原理に基づいているため、1つの分野に特化することなく、幅広い分野での利用が可能です。
動作環境はWindows 2000/XPです。
開発元:Lanner Group Ltd. (http://www.lanner.com/)
WITNESSシミュレーションでは、以下のようなことが可能です 。
WITNESSのモデル化は、Element(エレメント)と呼ばれるオブジェクトを組み合わせ、それぞれに必要なパラメータを設定していきます。
エレメントには“処理されるエレメント”(これは人であったり、物であったりします)と“処理するもの”があります。WITNESSでは処理されるエレメントを“parts(パーツ)”と称します。
Partsを処理するエレメントとして、Machine(マシン)、Buffer(バッファ)、Conveyor(コンベア)などがあります。
ネーミングは開発元が英国なので、元々が英語だったことと、開発初期は製造業を主なターゲットとしていたためで、機械やコンベアしかモデル化できないということでは決してありません。
また、プログラムにつきものの、変数・関数など、実世界では目に見えないエレメント、結果を出力するためのヒストグラム・円グラフ・時系列グラフが含まれています。
基本の機能を超える処理については、Basic言語に近い簡易言語での、詳細なコーディングが可能です。
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WITNESSの歴史は古く、それはWindowsが開発される前からDos/vアプリケーションとして発売されていました。その後Windows環境への対応、ローカライズ(日本語化)がされました。現在も毎年新しい機能が追加され、バージョンアップを続けています。
メーカー、物流、空港、建設、教育機関、官公庁 等
幅広い分野で利用されています。
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図をクリックすると拡大します。
WITNESSモデル例(港湾施設モデル)
WITNESSモデル例(銀行窓口業務モデル)
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(Acrobat Readerはアドビシステム社の登録商標です。)
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シムテクノ総研 シミュレーション部
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